02フォーズ製作メモ
FOES DHS MONO



昨年末のリリースと同時に予約を入れたFOES
リアユニットはもちろん話題のカーナッツ。


ところが、待てど暮らせどいっこうに納車されず
ようやく手元に届いたのは7月8日のことでした。

しかし、初期のカーナッツにオイル漏れが発生して
対策品を作っているところと言うことで
納車されたMONOにはFOXヴァニラRC。

まあ、取りあえず良いとしましょう。

ちなみにオーダーするときは、サイズ、色の他
リアダンパー、リアブレーキマウント(シマノ、ヘイズ等)
の指定が必要です。
純正MRPは別売りでした。(pcd110-5hole)

MONOをさっそくアルティメイトのメンテナンススタンドに固定。



まずはピポット周りを一度分解して、内部の構成と
グリスなどを確認。

メインピポットはBBシェルのような所に両側から2個づつ
ベアリングが入っている。おそらくアンギュラタイプのものが
背列で入っているのであろう構造。
これに両サイドから蓋 兼 シャフトがねじ込まれている。
O−リングでシールされていて
さすがにしっかりできてますね、このあたりは。
ただ、JIS規格ではない様な薄さ。
手頃に入手できるかどうか、ちょいと心配です。

メインピポッドキャップをはずすときにはダンパーやその他のリンクを
がたがでるくらい緩めておきましょう。


ところがどっこい、左側のメインピポッドシャフトにフローティングディスクの
マウントが付くのですが、そこのネジが貫通していない。
もう一度取り外してタップを立て直すことに。



クランク周り
XTRの5アームクランクをばらし、タイオガの42Tチェーンリングと
純正MRPのガイドプレートをグリス&*ネジロック青で組み付ける。
(何も考えずチェーンリングはミドルの位置)

BBはXTRの軸長116mmと長い方を選択して
クランクASSYを仮付けしてみた。

ちなみにMONOのシェル幅は68mm

MRPがスイングアームと当たるのでBB同封の3.5mmのスペーサーに加え
1mmx2を右側に入れてようやくクリアランスを確保。

しかし、当然のようにチェーンホイールが右側にオフセットしてしまい
事もあろうにBBのねじが2ピッチくらいしかかからない。
だめ駄目です。

チェーンリングがミドルの位置なので、アウターの位置へ移動させる。
するとスイングアームとの干渉はなくなるので、
各部の寸法をはかって組みつけに入る。

ただし、クランクアームとMRPのアウタープレートが干渉するので
干渉部分を削除する必要あり。


BBにグリスを塗って純正MRPの下側ブラケット(t=3.5)を通しフレームへ。
左側のBBカップにはXTR BB純正の3.5mmスペーサーを入れて
フレームにねじ込んで締める。

フレームセンターに収まっていることを確認して、MRPの下側ブラケットと
フレームのマウント部(M6ネジ部)に1mm弱の隙間ができたので
シムで隙間がなくなるように調整して、ネジロック青で締め付けた。

ガイドローラー類の調整とペダルを取り付けてクランク周りの完成です。

各部のクリアランスが狭い場合は
デュラエースのトリプル用BB 68mm−118mm
って言うのも有りです。




フォーク周り

クリスキングをフレームとフォークにプレスで軽圧入

すでにオーバーホールを済ませた
ミディアムXソフト スプリング入りのテックインT−11
フレームと合体させると

スンバらしいでナイの!
ナイスですねー!
いいよー きれいだよー!

って、村西監督のような気分になってしまった。

ハンドルを仮付けしてブレーキラインやシフトケーブルの
取り回しを考えてラインを作る。
このあたりは、切ってしまってからでは取り返しが付かないので
時間をかけて納得いくまで考えましょう。お互いに...



リアハブ周り

12mmスルーアクスルタイプにフローティングディスクの構成
ハブはHOPEの36ホール
ゲゲゲ、用意していたホイールが使えない。(D321−32h)
さっそく組み替え...

出来上がったホイールにカセットスプロケット、ディスクを取り付ける。
ついでにタイヤも組んじゃいましょう


ディレーラーハンガーがアクスルシャフトのナットを兼用している
なんともレーシーな作り。とっても好きです。
が、フレームの塗装が邪魔をしてディレーラーハンガーが
わずかにオフセットしている。

無理やりねじ込めば入りそうな程度ではあるが、
シャフトがアルミ素材の未処理品なのでカジりやすい。
エアーリューターとマイクロフラップを使って
 フレームの塗装を落として解決。

ネジ部とエンド部にグリスを塗って締め込みます。
そのうちシャフトをかじりそうなので、タフラムやチタンコート処理をするか
クロモリの中空シャフトでも作ろうかな。


ブレーキ周り

ホイールにディスクを取り付け、フロントブレーキマウントに8インチブラケットを介して
キャリパーの位置合わせを行う。 センターに来るように
シムでしっかりと調整して、本締め。(ネジロック赤)

リアブレーキマウントはFOESで用意されている
シマノマウント。
最初から8インチに設定されているので
XT純正の8インチブラケットは必要なし。
6インチは付きません


フローティングブレーキのコネクティングロッドの
長さを調整して、ロック。両端のロッドエンドスフェリカルベアリングが
自由に動くように注意してロックナットを締め付ける。

ディオーレのブレーキラインを作って、エア抜き、パッドクリアランス調整
をして出来上がり。



チェーン周り

リアディレーラーを取り付けて、ワイヤーを仮組み
一番大きいギアにチェーンを通して、長さを決める。
スプリングは一度はずしてフルストローク確認は必要です。

シフトの調整をしたらワイヤーを本締めして、末端処理。

ちなみにシマノXTRのチェーン一箱分+2リンクでした。
42T X 34T

34Tはちょいとチェーンラインがきつくていやな音がしますね。
ゴンドラまでののぼりに使うだけだから、要らないです。
富士見


最終チェック

ディレーラーの調整
各部の占め忘れは無いか、スパナチェック。
シートポストをカットして、ハンドル位置やレバーの位置などを微調整。

リアサスのサグを調整して、出来上がり。

すべてを投げうって借金までしてようやく完成させたフォーズ
あしたシェイクダウンいってきマース!




*ネジロック

ロックタイトというメーカーから発売されている嫌気性のスレッドロック剤
液体の色は青、赤、緑の3種類が主流。

 ネジ部全体に塗っても工具で緩む程度のロック剤。
通常の締め付け部に使っても良い。

 ロック強度が高く、ネジ先に一滴つければまず自然に緩むことは無い。
ブレーキ等、重要な場所に使う。
塗布し過ぎると工具で緩まない事がある。

 とんでもなくロック強度が高く、工具を使っても緩まないことが多々ある。
この場合、ガストーチ等炎であぶってから緩める。
自転車に使うことは無いでしょう。

どれも塗布する前にはネジ部を清掃、脱脂してから。再使用不可。
そして、塗りすぎ注意です。

なかなかユーザー自身で買うことは難しいかもしれません。
タミヤ(プラモデル)から 青と同様のものが発売されています。
若干ロック性能は落ちますが、手頃です。


フォーズの純正ナットはすべてナイロンロックナットです。
ネジロック青程度のロック強度はありますが、
基本的には再使用不可ですので、ネジロック青を併用するのが
いいかもしれませんね。

かじらない様にグリスを塗る箇所や緩まないようにロック剤を塗る箇所。
判断には経験が必要です。



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