富士見パノラマ 14回目



9月5日 木曜日 曇りのち晴れ 
上部ウェット下部ドライ



重いーこんだらー 試練のー道をー

かつて <巨人の星> と言う名作アニメがあった。

グラウンドを馴らす大きな鉄のローラーは <こんだら> って言うんだって
アニメの主題歌で覚え、中学生の頃まで確信していたTJです。

今回のパノラマはまさに <巨人の星> のような試練が襲い掛かってきました。
巨人の星に憧れた、かつての野球少年 Andy にとって...





今日は平日と言うこともあり、参加はTJ&H口とAndyさんの3人。
早朝集合してハイエース一台でパノラマへ。

砂利駐車場には入れなかったのでセンターハウス下の
駐車場(ワークスエリア)に新兵器EZ−UPテントで設営。



昨夜、山の上部で雨が強く降ったらしくゴンドラから見る
Aコース上部はかなり濡れていましたので1本目はAndyさんとともに
Bコースへと入るが、やはり完全にウェットで、直前に履き替えたミシュラン
16Sでもかなりすべすべ状態でした。
マッドにしておけば良かったかも...

上部のウェットとはうって変わりBコース下部は
なんで?っていうほどの抜群のコンディション。

今日はタイヤの選択が難しいね!なんていっぱしのレーサー気取りの
3人は、声にはしないが上部のウェットがとっても嫌!

乾くまでだらだらと時間を稼ぐ作戦に出て、午前中にB1本A2本を流した。

H口君、転倒して小指が痛いらしい。

TJすかさずウクレレで

♪あなたがー噛んだ 小指がー痛いー♪






今日は八王子のショップ YOU CAN ご一行が来ていました。

オーナーはスペシャのクロスカントリーマシンで
ゴンドラを使わずに上まで上り下ってくると言う
TJにはとても信じられない神業を涼しい顔でこなしていました。



また、TJ-1 ウェブ読者のZangtetsuさんもみえて、
赤いトマック+マニトーで武装していました。
たしかマングースだったような記憶があるのですすが...

恐るべし我ら マヒマヒ族





午後からは太陽が出てきてよい天気。
基本に返りBコースをH口君と攻めて遊びました。

BコースでAndyさんのジェミニT−11を試乗しました。

以前にも乗ったことはありますが、今回はリアスプリング変更や
T−11オーバーホール後と言うこともあり、Bコースにはぴったり仕様になっていました。

と言うのも、とにかく軽い。取り回しもコーナーも。
ただ、フローティングリアブレーキに慣れているTJにとっては
フルブレーキでのリアロックが気になりました。

T−11はミディアムスプリング2本で、オイル関係は純正指定。
TJのT−11改よりも粘りがあるって言う感じかな、
少しもったりとした感触でした。
ダンピングが効いていて手に来ないので疲れません。

TJにはリアが少し硬すぎる様な感じでしたが、どちらかと言うと
大柄なAndyさんには良いかもね。
Aコースを攻めるならフロントバネはHxMが良さそうですよ!







今回はSPDに初挑戦
前回のキャンプ中にシングルリリースのクリートをやすりでチューニング。

フラットペダルよりもつま先の方で足が固定されるため、
午前中は違和感が大きかったのですが、
Bコースで遊んでいるうちにどうやら慣れてきました。

漕ぎが入れやすいのと、不用意に足がはずれ無いのでいい感じで使えそうです。

ただ、フラットペダルよりも爪先立ちのせいか、前荷重になりやすいようで、
何度かヒヤッとしました。H口君も同じ事を言っていたので
フラットからSPDに移行するときには意識した方が良さそうです。






そして、テックインのT-11
オイルをヤマハの#5に取り替えて、ブッシュ潤滑用のオイルをカヤバ#1。
指定油量15CCよりも多く25CC入れました。

これは、通常のオイルバス式フォークで油面を調整して後半の踏ん張りを出すときに
使う方法と同じ効果がでます。ただし、T-11の場合は
走行後内部にエアーが溜まるので、これが敏感になってしまいます。

1本走行後とにプシュッとひと抜きした方が良さそうですね!


オイルを柔らかくしたことでダンピングダイアルの有効な調整しろが増えましたが、
コツコツと手に返ってくるような感触が増えました。
これはバンプ側のロースピードの減衰力立ち上がりが悪くなったからと推測されます。

油面をあげているのももちろん影響していますが、早い動きのときに
大きいので、やはり減衰力の問題です。

バンプ側のシムにプリロードをかけてあげればマッチング方向に向かうとは思いますが、
03アップグレードで解決されるかもしれないので、とりあえず保留にしておきます。






最後の一本は3人そろってAコースへ

最初のシングル途中の新しいドロップオフ。
(ムービーの最初の崖下り)

Andyさん初通過チャレンジです。
そして、TJ&H口君はそこをまっすぐに降りるさらに新しい
ラインに挑戦します。



まずはエースアタッカーTJから

今日一日、ゴンドラの上から攻略法を研究していて、
よさげなラインを探してきました。

ゆっくりとおり始め行き先を選んでいると、ドロップに差し掛かる前に
フロントが滑ってポテゴケ。超かっこ悪かった。

が、かなり行けそうな自身がついて、一度上までフォーズを押し上げて再トライ。

なれないSPDペダルの右足がかからないまま、ホイッとジャンプして
クリアできました。 谷にこだまするAndyさんとH口君の拍手が
鳴り止まなかったのは言うまでもありますまい。



さあ、一度飛んでしまえば開拓者の余裕とでも言いますか、
つづくH口君に崖下から注意事項を伝える鬼教官。



エースライダーH口君のファーストトライ

無事にドロップ出来たのですがボトムの橋に入れず
間一髪で沢に転落。悔しいからか、感触がつかめたからか
もう一度トライする為にV10を押し上げる。

TJはドロップの丸太組みのところまで上がって、木の枝を手にとって
H口君と入念に進入ラインの下調べ。

その甲斐あって?セカンドトライのH口君、大成功です。
ボトムの沢越えジャンプ着地でバランスを崩したのは記憶から消しておきます。




そしてAndyさん
ムービーのとおりオーソドックスなラインでトライすると思って
H口君と二人で崖下から見ていると、なんとも果敢と言うか
無謀と言うか、かつてリトルリーグで養った根性に火がついたのか、
TJたちと同じラインでドロップに差し掛かり、





転落





さすが野球少年だったこともあり、起き上がりざまに
土を投げつけて悔しさをあらわにする。

巨人阪神の優勝を決する天王山。9回2死満塁、逆転のチャンスに
4番清原が三振をしたような姿。


怪我は無い様子で、もう一度ジェミニを押し上げる。





上で準備をしているとやはりまっすぐラインは初めてと言う人が現れた。
話をしているうちに、トライすると言う。

一応TJ&H口の体験を話して、下見をしてからトライ。
フロントから着地したのだが、乗りなれているらしく素晴らしい身のこなしで
難なくこなしました。




さあ、Andyさんの目に火がついた。

そう あの <星 飛雄馬>のように!!!!


今の人は崖下から(ライバル 花形 満)

H口君は崖上の木の陰から (姉さん)じっと見守る。

TJ(父さん)は相変わらず木の枝を持って
中腹に陣取り、Andyさんの再トライに備え心構えからレクチャーする。


2度目のトライは 右側に向きすぎてふかふかゾーンへ。
しかもフロントから落ちてしまった。

フロントが刺さり






転落






大前転でした。人生までも転落しないようにしてください。




これで諦めると誰もが思ったが、なんともう一度トライすると言う。
奥さんが見たらきっと涙するに違いない。

なにやら最近の TJ-1 Bikes はすっかり根性物の
ドラマに変わってしまったような...
どうも路線が違うような...
これで良いのだろうか

謎である...





Andyさん、どうも体重移動が自分で思ったほど出来ていない様子。
3人の先生方は再度厳しい口調でレクチャーする。

戸塚ヨットスクールのような展開になってきた...





3度目のドロップは見事に成功。
H口君のファーストトライ同様ボトムで橋に入れなかった。

が、とっても嬉しそうな顔は
ドロまみれ、汗ダラダラの甲子園球児そのもの。
すごい根性です。TJにはとても真似できません。




これ以上のトライは年齢とテクニックを考えると危険なのでやめるようにさとし?、
いつしかゴンドラの架かっていない夕闇迫るAコースを下山しました。







すっかり暗くなった甲府市内の渋滞にはまり、ハイエースの中のおやじ3人は
今日の収穫に大満足して、ダウンヒルの話や、おねーちゃんの話、
オークションで一儲けの話などで馬鹿騒ぎ。

楽しい一日でした。





今日分かったこと


ダウンヒルは根性だ!

やはりダイネーゼは凄い!

おやじ3人の馬鹿話は、えげつない..




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