感動のカクタスウィーク4部作 その4


10月5日 日曜日 晴れ


君たち 富士パノ じゃなくて 

富士パラ 

だから、そこんとこヨロピコ!




いよいよレース本番当日です。

今朝はこの四日間でで一番夜露が多く、クルマがびしょぬれになっていました。
昨夕も少しだけですが雨が降りましたので、グリップ優先で前後ミニオン40Aで
朝の試走を丁寧に走りました。荒れてはいますが、コースは適度に締まっていて
40Aの実力発揮と言うところです。

ミシュラン24.1Sにとっても抜群のコンディションではないでしょうか。

ただ、TJの出走時間は9:40分。

毎日パノラマでのコンディション変化を見ていると、ミシュランが100%実力を
発揮する時間帯は10:00過ぎから。

微妙ですが、試走とこそ練の成果を信じて前後マキシスで行く事に腹をくくりました。

まあ、どちらにしても予選通過は確実にないわけですから、気楽に行きましょう。


9:42分に出走するH口君は昨日から前後ミシュランで行く事に決めていましたので
試走もそれで走って納得できる走りが出来たようです。




よしださんがダウンヒルのオフィシャルを勤めるそうで、スーパーバンクのイン側にぽつんと座っていました。

ご苦労様です。

一応試走の時に声をかけましたが、気づいてくれたかどうかは 謎である zzz



Ketsuwariさんも前後ミシュランでイメージ良く試走ができたようです。



ノブさんは試走時間終了間際になってやっぱりレースに出る!
って突然顔が変わってゴンドラへ向かい、Bコースを走ってきたようです。

今回は奥さんのお供に徹するはずが さすがエキパ登録選手、
コースもろくに知らないのに凄い気合です。

御見それしました。



いよいよTJ−1 Bikesの初陣です。

出走時間の速いTJ&H口は皆と別れてゴンドラへ。

ミカさん率いる応援団はコース脇へ、出走時間の遅いKetsuwariさんとノブさんは
ゴールエリアへとわれ等の応援に向かいました。


鎮痛剤とテーピングで小指のずきずき感は少ないものの、やはり気になります。

出走を待つ間、コースのイメージやストレッチで体を温め、いよいよスタート台へ。


目標を7分台に定め、意外とドキドキもせず落ち着いてスタートを切る事が出来ました。

ゆるい右コーナーを丁寧に曲がってブレーキングから森の中へダイブ!

足の痛みも気にならず、アドレナリンがブワーと沸いてきて、バチッ!とラインが決まった瞬間
ブチッ!とスイッチが入りましていつもよりも速いスピードでどんどん下ってゆきます。

ペース配分を考えて最初のシングルは極力漕がないようにと決めていたのにもかかわらず、
自然に足が回っておりまして、ドロップのところにきた時にはこれじゃ体力がマズイ!って感じて、
落ち着けー!って頭の中で叫びながらドロップを落ちました。


失敗した時に漕ぎを入れて加速をし、うまく行ったときには<よっシャー>ってな
具合で自分を励ましながらシングルを下りきりました。


ゴンドラ下のセクションは得意なところで、ここからは攻めてゆきます。

いつもよりスピードが高いのでラインに乗り切れなくなりそうな所は早めにブレーキングを済ませ、
大きな失敗もなくグングンん加速します。

きっと居眠りをしているに違いないよしださんのいるスーパーバンク入り口ジャンプでついに 

ひょーっ!

って叫んでしまいまして、気合を入れたおかげでこれまでに
ないスピードでラインをトレースする事が出来ました。



丸太ジャンプで叫び、休憩所下のジャンプで叫び、テーブルトップで吠えて
丁寧にシュインコーナーに入ってゆき、出口で漕ぎを入れた時
何だか疲労感が出てきてしまいました。



ジープロードではオレンジ8さんのラインを丁寧にトレースして、漕げるところは漕ぎ、
苦手なところはスピードを落として<これでえんじゃ〜!>って声を出して自分を励ましながら
ここまで大きな失敗もなく投網コーナーまでをかけ抜けました。


いつもより絶対に速い自信はあったのですが、いかんせんスタミナがなくなってきて、
腕も足も身体もずしりと重くなってきています。


昨日クラッシュした左コーナーをオレンジ8さんの忠告どおり一歩控えめに
クリアーして崖くだり、赤土のゲレンデから後半のシングルへ。


これまでに経験した事もない疲労感が突然やってきて、ミスが多くなってきました。
苦しいので意識的に呼吸を大きく、声を出しながら自分を励ましてシングルを下ってゆきます。


枯れ場ストレートでは漕がずに丁寧にバンクに入る事だけを考えて、呼吸を整えました。
しーんとする森の中にこだまするTJのラマーズ方の呼吸がAndyさん達にも聞こえたそうです。


ロックセクションの先にTJ−1 Bikesって書いてある白いタオルを発見。

皆応援してくれています。なるべく気にしないようにと
ドライラインでスピードを上げて突っ込み、右に曲がるところでバランスを崩し、
橋の左側により過ぎてしまいました。



後ろから聞こえる声援とは裏腹にバイクを押さえきれない...



余力がなく橋の終わりでフロントから滑ってしまい皆が見ている前で転倒して
しまいましたが不思議と恥ずかしい気持ちもなく、比較的落ち着いて自分を見ていました。



まだまだ気力もやる気も欠けていなかったし、絶対に7分台の自信がありましたので
バイクを早く起こすことは出来たのですが、網がハンドルとブレーキレバーに絡みつき
すぐには走り出す事が出来ませんでした。


あくさん流に言うなら刺し網漁にかかってしもーた!てな具合です。


ようやくバイクにまたがり深呼吸してゲレンデ脇の最終セクションに入ってゆきました。
体がジーンと痺れて突然足も手も体も言う事がきかなくなり、ただギャップを乗り越えるだけの状態で
ふらふらとゴールのあるゲレンデに出てきました。

このセクションは相当遅かったと思います。



視界が開けると 5じゃらしさんの <漕げー>って言う声が聞こえてきて、
振り絞って漕ぎを入れたのですが、足が回っているだけで前に進んでいる感触がありませんでした。

ギアをトップに入れなおして漕ぎ続けました。


ノブさん、Ketsuwariさんの声援にも助けられて、何とかゴールまで漕ぎ続ける事が出来ました。


ゴールしてフルブレーキング、最後はパタって倒れてしまい頭の中が真っ白になってしまいました。


こうしてTJの初めてのダウンヒルレースが終わりました。




当然目標には遠く及ばず悔しい思いをしましたが、すぐにH口君が下りてきます。

ゴール脇で応援に回りました。


H口君、現在4番手のタイムを振り絞って、やはり倒れこんでいます。
皆苦しいみたいです。まだ100人以上居るのでH口君の予選通過は微妙なところです。







今回はミニオンの40Aを選択してよかったと思いました。

後半、腕が上がってきたときに岩や木の根を避け切れなかった時にもグリップで助けてくれましたし、
高速セクションでもいやな感触もスライドもなく安心して走る事が出来ました。

当然これ以上パフパフなら間違いなくミシュランだと思います。

また、転倒した場所でも橋の上で滑ることなく川に落ちる事を避けられました。

ミシュランだったらどうだったか分かりませんが、自分のイメージとぴったりでした。

確かに転がりの面やパンクのリスクなどマイナス点はありますが
疲れた時にグリップが役に立つなんて、レースを全力で走ってないと分からない事ですね。



応援団一行が戻ってきました。皆妙にうれしそうな顔をしていたのが印象的でした。

一度ベースに戻って着替えと急に痛み出した右足のテーピングをやり直し、
H口君とお互いの健闘をたたえ合ってスッキリとした気分になりました。


Ketsuwariさん、ノブさんがゴンドラへと向かいます。

オレンジ8さんや魔ささんもゴンドラへと向かってゆきました。

総監督率いる応援団にTJ&H口も合流して再びゴール地点で皆が下りてくるのを待ちます。

秋の日差しにさらされたコースはパフパフ路面間違いなしで、
二人のちびたミシュランは大丈夫だろうかって、頭をよぎります。



魔ささんのジャイアント+ミシュランがのすごい勢いで飛び込んできました。
暫定トップです。決勝はどこで漕ごうかなんて、とんでもない事を言ってます。



Ketsuwariさんも降りてきました。最後まで漕ぎ続けていていました。

ノブさんも最後の漕ぎでウィリーしそうになるほど漕いでいました。

残念ながら二人のタイムは一歩及ばず、予選は不通過となりました。



オレンジ8さんが二人抜いてやってきました。暫定19位。
残りの人数を考えるとかなり難しい状況です。シングル出口で転倒者に引っかかり完全にストップ、
もう一人にもトラフィックになってしまったそうで、運が悪かったとしか言いようがありません。

実力が十分にありながら残念な結果になってしまいました。



H口君 17位で予選通過。凄いです。魔ささんは見事トップ通過しました。



H口君、目標の予選通過をクリアしたので決勝は楽しんでくると疲れた体をゴンドラに乗せましたが、
リラックスして乗れたようで、さらにタイムを縮めて15位フィニッシュしました。ぱちぱちぱち!

詳しくはH口 Webで見てくださいね!


決勝の終走者は魔ささんです。ものすごい勢いで漕いでゴールしました。
さすがの魔ささんも倒れこんでしまいます。

ドロップ先の乾いたキャンバーで転倒したそうです。
その後リカバリーして予選よりもタイムを詰めて2位表彰台でした。残念です。






総監督の長〜い〆の言葉で、これまた長い週末が終わりました。

レースに参加された皆さんにはそれぞれ目標が出来たと思いますし、
TJは来年シニアクラスに昇格?です。今回の目標のタイムが出せれば予選通過出来そうな感触がありますし、
どうせなら練習して優勝したいと思います。

都合が付けば来年のカクタスカップにも出場しますので、
TJ−1 Bikesの活躍に期待してください。

応援に駆けつけていただいたAndyさんご夫妻、KetsuwariさんとKetsuwari一家の5じゃらしさん、

姫路から遠路はるばるやってこられたラブラブノブさんご夫妻、

晴れているとはいえ寒い山の中で中オフィシャルを勤め上げたよしださんご夫妻
(奥さんはキャンギャルだと言い張っていました..こっ こわい〜)、

応援タオルを作っていただいた自称キャンギャルのミカさん(捨ててなければ記念にくださいませんか?)、
マネージャーを務めていただいたF本さん、

メカニックを務めていただいた横ちゃん、こそ練に二日間も付き合っていただいたO原氏、

的確なアドバイスをしていただいたウープスの魔ささん、オレンジ8さん、

初めてのダウンヒルを経験された萩前さん、

TJ−1.COMの読者の皆さん、パノパトのみなさん、

応援ありがとうございました。

とても励みになりました。




さてさて、TJにはもう一つやらなければならない勝負があります。

そうです、最近調子付いている奴の鼻をへし折らなければなりません。

TJが鼻をへし折る前に自分で骨を折ってしまったにくいヤツ!


とは言うものの、TJの右足の小指にも結局クラックが入ってしまいましたし、
Andyさんはもっと重症で、肋骨骨折と、まさにおやじの王道を行くような怪我をしてしまいました。

今シーズンはじめに約束した勝負なので是非実現したいのですが出来るかどうかは、謎である...



あっ、ししゃも三兄弟の謹製ししゃも弁当
でカルシウム取ればすぐに直るよね!





今日分かった事

エースライダーのH口君は十分通用する速さがあった。

TJはやっぱりヘボかった。

レースは運だ!

レースは実力だ!

アドレナリンのサプリが本気で欲しいと思ってしまったサプリマニアの私...

1000円で買ったジャンプの写真はTJが一番決まってました!



つづく


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