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ダウンヒルバイク組み立て大作戦

ダウンヒルバイクが欲しい!

自転車を漕ぐよりいじくり倒す方が好きなTJはクロカンバイク軽量チューンナップの
目標10Kg台を達成し、その副産物として10年以上前に大ブレークしたMTB
アラヤ マディーフォックス アルミフレームのレストアも済ませ、子供と富士五湖周辺を
休日の早朝ツーリングで楽しんでます。

が、世間は第2次MTB大ブレーク真っ盛り。
自転車雑誌を見ればダウンヒルマシーンの特集が多いこと。
まるでモトクロッサーのようないでたちにすっかりそそのかされ、
山を下るだけなら漕がなくてもいいし(あまい!)、バイクはかっこいいし、お腹はビールによる
肥大症の兆候が現れてきており、<よーし、これやる!>とさっそく バイクラ別冊 の
ダウンヒル特集やら、カタログやらを買いあさり、すっかり自転車図書館と化した
本棚の中から MTBオールカタログ2000 & MTBパーツカタログ2000 なる
カタログ集で物色を始めるが、なななんと、まともに組んだら100万円コースの
オンパレード。安いフレームでも60万円コースで、すっかり意気消沈。(週刊現代風)
自転車にこんな大金はとっても払えるはずは無く、でもすっかりDHバイクの姿に
魅了されてしまったTJは欲望を抑えきれず悶々とした日々を過ごした。

そんなある日、TJの仕事のパートナーであるフランスのタイヤメーカーのエンジニアと
話をしているうちにダウンヒルの話へと進み、なんとそのフランス人(通称ボンちゃん)が
<<余ってるタイヤあげる>>と言うではないか!?
さっそく持ち帰り、まだフレームも無いのに太いタイヤを見ては<むふふ>
チューブを見ては<うしし>なる独り言をつぶやく毎日
結構あやしいのである。

月日は過ぎ去りJGTC2000年シリーズが終了した。
TJにとって、そしてトムスにとって最悪の結果となったシーズンを終え、
とりあえず実車のバイクを見てみようと三島にあるプロショップ サイクルキッズ
へとメカニックのH君と出向く。きれいな店内にはMTBが所狭しと
展示され、憧れの紅い ターナー2000DH が!
結構良く出来ていて、リア周りの剛性も高そう。
溶接もまあまあきれい。しかも Dee−max!!& X−バートカーボン! 
でも値段を見るとなんと90万円!!
自分でパーツを集めて組んだらとてもこの値段では買えないお値打ち品と
分かっていても、悲しいかな紅いターナーは夢のかなたへと消え去るのであった。

しかし、サイクルキッズにはもう1台リーズナブルなDHマシンが
<<おいで おいで>> とシルバーな光沢を放ち手招いていた。
ホットチリ DH9 ¥328000ー
<うむうむ これなら手が届く>
とニタニタ顔で観ているとオーナーがやはりニヤニヤ顔で近づいてきて、
展示用のスタンドから下ろしてくれた。
<<これなら十分下れます!>>と力強いお言葉。おーくだろ-!!
TJはと言うと <メインピポッドのベアリングはテーパーローラーですか?>
とか<リンクはどうなってるの>とか、H君とマニアな質問を繰り出す。
きっとオーナーは<<マニアな初心者>>と思ったに違いない。
職業柄しょうがないのである。

がしかし、ひとしきり興奮の冷めたマニアなTJはこのシルバーなホットチリに
付いているパーツが..。
Dee−maxだと思っていた黄色いディスクはDee−max風
マルゾッキだと思っていた太いフォークも 〜風
ブレーキはヘイズ8インチで大満足なのだがメインコンポはディオーレ。
これから始めようとするものが買うには必要十二分な仕様では有るが、
TJにはちーとばかり寂しいのである。でもかなりかっこよい。
この値段であげようとすればこうなるけど、充分性能はあるよってな感じの
いい見本であった。でも、ホント安い。ばらで買ってたら50万円以上はすると思う。
XTRの洗練された機能美が大好きなTJ(使い切れるはずもないが)は
妥協してXTなのである。見た目優先なのである。(しかも金無し)

更にオーナーにGTやマングースの50万円くらいのコンプリートはどんな感じか
聞くだけ聞いてみたところ、GTとかスペシャなんかのアメリカものの多くは
サイズが大きくて背丈の低い日本人にはちょっと大きめなんだそうだ。
そういえばGTのXCはSサイズでも若干大きく感じたことがあった。
結局DHマシン衝動的購入は見送って帰路についた。

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